今期2018年の賞金王今平周吾のスイングをベストスコア74のアマチュアゴルファーが徹底解析します。
今回のスイング解析はドライバー編となります。あの安定した成績を残した今平周吾のスイングには、どんな秘密が隠されているのか?今後海外を目指していくと公言している今平周吾ですが、海外プロとの体格差などについても少し触れさせていただいております。
今平周吾の体格と海外プロの体格
今平周吾の体格
身長 | 165cm |
体重 | 64kg |
世界ランキングトップ5の体格
氏名 | 身長 | 体重 | 賞金ランキング |
ブルックス・ケプカ | 185cm | 82kg | 1 |
ジャスティン・ローズ | 187cm | 88kg | 2 |
ダスティン・ジョンソン | 193cm | 86kg | 3 |
ジャスティン・トーマス | 178cm | 66kg | 4 |
ブライソン・デシャンボー | 185cm | 84kg | 5 |
世界ランキングトップ5の体格平均値
平均身長 | 185.6cm |
平均体重 | 81.2kg |
今平周吾と世界ランキングトップ5の体格差(平均値から)
身長差 | -20.6cm |
体重差 | -17.2kg |
ちなみにですが、日本人の男女身長平均値ですが、
日本人男性 | 171.6cm |
日本人女性 | 158.8cm |
その差は12.8cm
という事は、日本人男性と女性の差よりも今平周吾の身長と世界ランキングトップ5の平均身長は差が大きいという事になりますね。比べてみて改めて分かりますが、海外勢との体格差がここまで大きいとは。この体格のアドバンテージは埋めようがないですね。
今平周吾のアドレス【ドライバー編】
正面から見たアドレス
綺麗なゆったりとした構えですね。スタンスは肩幅より若干広く、膝をしっかり曲げてますね。
後方から見たアドレス
後方からでも分かりますが、膝をしっかり曲げて下半身どっしりとした綺麗な構えです。少し気になったのは、グリップを指2本分くらい余らせているようですね。
実際の今平周吾ドライバー動画
前方からのドライバー動画
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昨日は今年の日本オープン会場の横浜カントリーへ、行ってきました! ヤマハ118ドライバー良い感じです😊 #ヤマハ#RMX#118ドライバー👍
横から見るとよくわかりますが、体重移動をかなりしてます。これだけ体重移動しているのに芯がブレていない体幹の強さと下半身の強さを感じます。
スイング後は、ほとんどの体重が左足に乗っかっている状態なので右足は爪先立ちでピンとしてますね。それだけ体重を前に乗せてるという事でしょう。
テイクバックについては大きすぎないので、安定したドライバーショットが打てるような印象を受けました。だからこその今期の成績なのかなとも感じましたね。
そして、ボールを打ち終わった後のティを見てください。地面に刺さりっぱなしで微動だにしてません。それだけ正確にボールのみをミートしているのが分かります。今平周吾の安定感はこの正確さに表れているのでしょうね。
後方からのドライバー動画
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今日はスローモーション🐢 #スイング動画
今平周吾の驚異的なところですが、テイクバックしている時の「右足の形」を見ていてください。これだけ捻転してるのに、ほとんど形を変えていませんよね?
【アドレス時の右足】
【トップ時の右足】
さすがプロゴルファーといったところでしょうが本当に内転筋の使い方が凄いです。これだけ右足内側に力を溜めこんでるという事なんです。
まとめ~今平周吾のスイングを徹底解析|ドライバー編
今回検証してみて感じた今平周吾のドライバーですが、
- 無理をしないスイング
- 下半身の強さ
- 体幹の強さ
- ミート率の高さ
これら高い水準で整っているからこそ出来る芸当だと感じました。海外勢とは体格差が出てしまっておりますが、体格差を補うこの安定感を武器に、海外でも活躍していって頂きたいものです。