みなさん、「リンクス」という言葉、聞いたことありますか?
リンクスとはゴルフ発祥の地、スコットランドのどのコースでもよく用いられる言葉です。さて、なぜリンクスと言われるようになったのかご存知ですか?
今回は超豆知識、「リンクスの由来」について少しお話ししたいと思います。
目次
リンクスの由来|ゴルフの歴史
リンクスはかつて海の中にあった
リンクスとは、元はと言えば、何世紀にも渡って次第に推移を下げていった海に取り残されてできた広漠な砂地です。イギリスの各コースで土に貝殻が混じっていることが多いのは、これらのリンクスがかつて海の中にあったからなんです。
そして砂丘からゴルフコースへと変貌を遂げた
荒れた砂地を通って海に注ぐ川が、泥と植物をもたらしました。海から吹き付ける風が砂地を砂丘へ変貌させました。そしてその砂丘には、根をはった雑草が生え、恒久的な一部に成長するまでスコットランド特有の風に吹きつけれられ、常に変形し続けました。
スコットランド特有の気象は、水をふんだんにもたらして雑草の成長を促しました。特有の風の作用で昔からの位置を変えた砂や海が、現在のリンクスに残した変形はゴルフには好都合でした。
ちなみに、全英オープンが行われているコース、セントアンドリューズやロイヤルセントジョージズなどはすべて、このような砂丘だったんです。
リンクスの由来|ゴルフの歴史
簡単ではありますが、リンクスの由来についてお話しさせていただきました。
元々は海から始まり、砂地、そして砂丘、そこから草木が生えてきてリンクスが誕生とは、なんだか幻想的ですよね。
イギリス各コースの砂に貝殻が混じっているのが証拠ということですので、もしイギリスでラウンドする予定がある方は、ぜひ砂を調べて見てください。というか、イギリスの各コースの砂とか、普通に欲しくなりました。