今日はゴルフの歴史についてお話ししていこうと思います。ゴルフの起源は15世紀中頃まで文献的な証拠が一切されておりません。よって、不確かな起源なんです。これからお話しすることは、執筆者の想像力・理解力によって内容が違ってきますので、私の内容がすべて正しいとは思わないで、雑学の1つとしていただけますよう、よろしくお願いいたします。
不確かな起源|ゴルフの歴史
これまでのゴルフ研究
ヨーロッパで見られたゲームとゴルフとの関連性を立証すること。いわゆるゴルフの前身はどのスポーツに当たるのかを理論づけする研究をしていたようです。
古代ローマ時代
ローマ帝国初期に地方の人々の間で人気があった「パガニカ」と呼ばれる競技との関連性をといた歴史家もいるようです。
パガニカとは、湾曲した棒と羽根をつめた皮製のボールが使われていたらしいので、関連性があるのでは?と一部では言われていたようです。初期のゴルフボールも羽根を詰めた皮製のものだったので、パガニカとは共通点があり、非常に興味深い情報となっています。
ゴルフがオランダ発祥の説について
ゴルフの起源はオランダにあると信じているものもあるようだが、これは、オランダで関連性も持っていると思われる競技「コルベン」が基となっている。しかし、ゴルフとコルベンは類似性に限界がある。
コルベンは、
- 戸外の氷上
- 木製のフロア
- 特設の室内コート
これらで行われますが、基本的に室内競技です。
ゴルフは本来屋外球技。
さすがに類似性はありません。
セント・アンドリューズ
スコットランド東海岸はゴルフ発祥の地であり、セント・アンドリューズはおそらく最初のコースであろうと言われています。だが、そのスコットランドでさえ、ゴルフの起源ははっきりとしていないんです。
しかし、ジェームズ二世が「ゴルフは全面的に軽視さるべき」と100年前に命じた時点から、ゴルフはすでに人々の楽しいの1つだったと考えられています。
1319年には、フランス当局がボールを使って行うあらゆるゲームの禁止をしていましたが、この時すでにゴルフはスコットランドの国民的スポーツだったであろうとも言われております。
王族による保護
16世紀にはスコットランド東部でゴルフはしっかりと根をはり、スコットランド国内に広がり始めました。この頃までにゴルフは、社会の最上層階級にいる人々の間で認められるようになり、スコットランド国王ジェームス六世が1603年にイギリス国王ジェームズ一世へ即位するまでの間、ゴルフをしていたことは確かな情報のようです。
王族によるゴルフへの関心が、ゴルフをスコットランド全域そして世界中に広める重要な要因となりました。初期のゴルフは全て王族と密接な関係を持っていたようです。そして、セントアンドリューズの場合には、スコットランド社会のさらに2つの権威の柱である教育界とキリスト教会から支持を得ていたとの事。
17世紀には、スコットランドの全国各地でゴルフが行われていました。
不確かな起源|ゴルフの歴史|まとめ
この情報も本当かどうか分かりません。ゴルフの起源については多数の情報があるようですので、上記で書いたように「執筆者の想像」である部分が多いと思います。
ただ、スコットランドが発祥の地というのは間違いなく、セントアンドリューズが最初のゴルフコースだということは信憑性の高い情報のようです。他情報などを仕入れた際は、随時アップしていきますので楽しみにしていてください。