今回は日本とアメリカのゴルフ文化の違いについて、実際アメリカ、サンディエゴ市に住んでいるユキヒョウ氏へインタビューしてきました。
ユキヒョウさんもブログを運営しておりますので、よかったら是非のぞいてみてください。非常に文才のある素晴らしい方。各記事を読んでいただくと感じると思いますが、次の展開が待ち遠しくなるような、そんな記事となっております。
>>ユキヒョウさんのブログ「アメリカ駐在員 ユキヒョウ。ブログ」へ
日本とアメリカ ゴルフ文化の違い
プレースタイル
アメリカは基本18ホールスループレーです。日本のように9ホールで昼食休憩はなしです。
9ホール終了すると、9ホール目付近がプロショップのあるメインの建物付近となるので、売店でホットドックやドーナツ、飲み物などを買いますが、建物の中に入って食事などはしません。
ゴルフカートでの移動販売をもありますが、基本的には飲み物しか買わないですね。ラウンド中にカート内でビールを飲む人は多いですが、ホットドックを食べている人は見たことないです。
トイレは4~5ホールごとにありますが、こちらもコースによります。これは日本と同じですね。
- 質問回答まとめアメリカは18ホールスループレーが基本
- カートでの移動販売有り
- 9ホール終了時点でメイン建物内で食べ物・飲み物を購入可能
- ゴルフコース内のトイレは日本と同じく4、5ホールごとにある
- 食べ物はホットドック!!
キャディについて
アメリカは基本的にキャディをつける習慣がありません。(つけることも可能)。アメリカは日本よりもゴルフを始めるハードルが低いので、皆さん手軽に自由に楽しんでいます。よって、キャディをつける人はあまりいない印象です。
真面目にプロを目指す人でさえキャディはつけません。そういう方はコーチを同伴してラウンドしています。
- 質問回答まとめキャディをつけてラウンドする習慣はない
- プロを目指す人はコーチを同伴させている
服装
先ほども言いましたが、アメリカは日本と違って手軽に自由にゴルフを楽しんています。よって、服装もかなりラフです。
- パブリックコースでは、Tシャツの人もいるくらいです。しかし基本はポロシャツにハーフパンツスタイルが多いです。
- プライベートコース(メンバーシップコース)では、もう少し服装の規定が厳しいところもありますが、日本のようにジャケット着用までの規定はありません。
- 質問回答まとめ服装はかなりラフ
ラウンド後のお風呂は?
パブリックコース(誰でも利用可能な一般的なコース)ではお風呂はありません。ラウンド後は食事をして、シャワーは浴びずにそのまま帰ります。
プライベートコース(メンバーシップコース)の場合はロッカールームにシャワーがありますが、ラウンド後のお風呂やシャワーはあまり一般的ではない印象です。
- 質問回答まとめラウンド後の風呂無し。そのまま帰るのが一般的。
着替えたりするロッカールームはあるの?
プライベートコース(メンバーシップコース)のみですね。パブリックコース(一般的なコース)の場合はゴルフ用の服装で来て、ラウンド後は着替えずにそのまま帰るのが一般的です。
- 質問回答まとめロッカールームはメンバーシップコースにはロッカールームがあるが、パブリックコースには備え付けられていない。
1ラウンドあたりの費用
コースによりますが、例えば名門パブリックコースのTorrey pines golf courseの場合、
- サンディエゴ市民は$41(平日北コース)~$78(週末南コース)
- 非市民は$110~$252
と、市民と非市民でラウンド費用に差をつけているようです。これはTorrey pines golf courseが市運営の公立ゴルフコースだからです。
ちなみにサンディエゴには市運営ゴルフ場が3か所あります。
ラウンド人数は少なくても一人当たりの料金は同じという、非常に嬉しいシステムとなっておりますが、その際は知らない人と一緒にプレーする場合があります。現在日本でも増えてきた「一人予約」と同じですね。
そして面白いのは、コース(ラフ)のすぐ隣に住宅がある場合があって、たまに庭やベランダにいる住民に話しかけられたりもします。
「ヘイ、リラーックス!」とか(笑)
ネットを張ってボールが敷地内に入らないようになってますが、怖い作りになってます。
このトーリーパインズゴルフコースですが、2021にはUSオープンが開かれますので非市民の方は料金高めですが、せっかくなのでということで現在人気のゴルフ場となっているようです。
トーリーパインズの料金表です!ご参考まで。
>>Torrey pines golf courseラウンド費用 英語版
>>Torrey pines golf courseラウンド費用 日本語版
- 質問回答総まとめパブリックコースのラウンド費用は、コースがある市の居住者と非居住者で費用が異なり、人気コースになると費用差が激しい。
アメリカのゴルフ練習場(打ちっ放し)のスタイルは?
ゴルフ場併設が多く、ラウンドしなくても利用可能となっています。
- 質問回答まとめアメリカの打ちっ放しはゴルフ場併用が多い
日本とアメリカ ゴルフ文化の違い|まとめ
今回は実際にアメリカ、サンディエゴ市民のユキヒョウさんから、現地の声を直に聞くことができて非常に貴重な情報をいただきました。
- 質問回答総まとめアメリカは18ホールスループレーが基本
- キャディをつけてラウンドする習慣はない
- 服装は比較的ラフ。Tシャツでプレーしている人もいる
- ラウンド後の風呂は無し。そのまま帰るのが基本。
- ロッカールームはメンバーシップコースにはロッカールームがあるが、パブリックコースには備え付けられていない。
- パブリックコースのラウンド費用は、コースがある市の居住者と非居住者で費用が異なり、人気コースになると費用差が激しい。
- アメリカの打ちっ放しはゴルフ場併用が多い