そこで今回は、接待ゴルフをやる上での注意点をお話ししていこうかと思います。こういった情報は、なかなか発信している方は少ないので必見です。
相手の実力を知りましょう
まず最初にやることは、相手の実力を探ることです。
もちろん直接本人に聞くのではなく、周囲の人たちからスコアやうまさなどを探ってください。
それによって、
- ゴルフ場の選定
- メンバーの選定
- 実力の調整
これらを検討しなければなりません。
ここからすでに戦いは始まってるんです!!
求められているもの
接待される側が求めているものを知りましょう。
たとえば、以下のような事が考えられます。
上手い相手とのラウンドを望んでいる
上手い相手とのラウンドを望んでいる方の場合は単純に全力で勝負すれば良いだけです。ただし、相手はうまい人と回りたいからあなたを誘ってくれてるんです。
もしここで、ひどいゴルフをした場合、下手すると次に誘われる可能性が一気に下がるでしょう。そういうプレッシャーはありますが、そのくらいのプレッシャーは跳ね返してやりましょう。
そういう方って、上手い下手をスコアだけで判断しているわけじゃないんです。
例えば、
- ラウンド中の振る舞い
- ゴルフの仕草
- ショットのうまさ
- フォームの綺麗さ
- 飛距離
ここら辺は見られてると思った方が良いです。
たとえスコアが悪くても他が素晴らしければ、「またこの人とラウンドしたい」と思ってくれるはずです。
自分が気持ちよくプレーしたいだけマン
大概、このパターンが多いんじゃないでしょうか?
こんな相手には絶対に自分の全力プレーをぶつけないでください。ほどほどに勝ちましょう・・・というか、それが一番難しいんですよね。
やり方としては、
- ショットはしっかり打ちましょう
- このホールと決めたところは確実にパーをとる努力をしましょう
- ドライバーは全力で打ちましょう
- アプローチはしっかり打ちましょう
- パターは適当でいいです
- 刻むことはしないようにしましょう
こんな感じでラウンドをしましょう。
いやいや、これじゃいいスコア出ちゃうじゃないか!!!とお思いのあなた!要はやり方なんです。
たとえば、
- グリーンまで残り150y
- グリーンは受けている
このような状況の時、あなたならどのクラブを選択しますか?
もしあなたが7番アイアンで150yを飛ばせると仮定した場合、ここは6番アイアンを使ってグリーンオーバーさせましょう。
グリーンは受けているので、グリーンオーバーさせるとアプローチが難しくなりますよね?
こんな感じのコースマネジメントをしていくわけです。
そうするとですね、
「そんなに下手に見えないのにどこでそんなに叩いたの?」
こんなことを言われます。こんなことを言われたらこっちのもんです。
「しっかり打ててるのにスコアに繋がらないゴルフ」
のできあがりです。
*受けグリーンとは、ティーグラウンド方向側からグリーン奥方向へ上り坂になっているグリーンのことです。
絶対やっちゃいけないこと
グリーン上で旗を持たせない
もし持たせてしまったら、手を差し出して旗を受け取りましょう。
相手のボールを見失う
相手のボールをロストさせないために、しっかりボールの行方を見るようにしましょう。
自分のボールなんかどうでもいいです。とにかく相手のボールは絶対追いかけましょう。
カートの運転はさせない
いち早くあなたがカートの運転席に乗って運転しましょう。
間違ってもお客に運転させないようにしてください。
もし後ろの席に乗る場合は、真ん中に乗ってください。そこが一番の下座ですので。
打つ時はサッと打つ
アドレスをやり直したり、ルーティーンを長くしたり、パターのラインを時間をかけて読んだり、これらはやめましょう。
接待ゴルフなので、迅速にサッと打ちましょう。
自分は後回し、お客優先です。
声をしっかり出すこと
「ナイスショット」
「ナイスアプローチ」
「ナイスパー、ナイスバーディー」
「ナイスイン」
「距離感バッチリです」
「方向バッチリです」
などなど、楽しそうに恥ずかしがらずに
大きな声で言ってやりましょう。
接待ゴルフも覚えると楽しいですよ?
オーバーさせてもショートさせても、
自分の狙ったところにうてれば
練習になるでしょう?
次に繋がるゴルフをしましょう
これを「接待だから意味ない」とか
思っちゃダメです。
せっかく会社のお金でゴルフが
できるんです。
有効に使っちゃいましょう。
支払いは注意しましょう
事前にゴルフ場へ
- 一括清算が可能か?
- カード払いが可能か?
- 支払い時はロッカーキーを持っていかなければならないのか?
など、支払いをスマートにこなすために事前に確認しましょう。
もしロッカーキーを持っていかないと支払いしてもらえないゴルフ場であれば、お客がフロントへ行く前に必ず全ての身支度を済ませて待機しておいてください。
最後の最後、支払いをスマートにできずにお客から不満の声が出たら最悪です。