「行政書士ってどんな仕事なの?」
まだ行政書士についてあまり知らない方は以下の記事を読んでから本記事をご覧ください。
さて、本記事では、難関国家資格の1つとして知られている「行政書士」の資格取得において、
- 行政書士の難易度調査
- 資格取得に必要な勉強時間とは
- 試験の合格基準
- 効率が良い勉強法やおすすめの勉強法の紹介
このような項目に分けて徹底解説して行きますので、行政書士を目指している方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
行政書士の難易度
行政書士は、国家資格のなかでも難関とされる資格の一つです。
合格率は例年10%前後とかなり低めではありますが、受験資格がないことや合格基準が明確であることなどから、法律を学んだことのない方でも挑戦しやすい資格といえます。
試験合格を目指すうえで大切なのは、広い試験範囲全体をくまなく学習するのではなく、ポイントを絞って効率良く学習を進めることです。そのためには、f通信講座・資格学校(スクール)を活用して学ぶことをおすすめします。独学で望む方も中にはいますが、独学での合格は極めて厳しいでしょう。
しかし、行政書士は法律系国家資格のなかでは比較的取得が簡単なため、法律系の入門的な資格なんです。
ちなみに行政書士以外の法律系国家資格の合格率を見てみると、
- 弁護士39.2%
- 司法書士5.2%
- 税理士20.3%
- 弁理士9.7%
となっています。
一見すると、弁護士や税理士のほうが行政書よりも合格率が高いため、行政書士試験のほうが難しいのではと思うかもしれませんが、合格率は受験者層によっても変化するため、一概に合格率が低い試験のほうが難しいとはいえません。
行政書士の3ヶ年合格率を調べてみたんですけど、令和2年度10.7%、令和元年度11.5%、平成30年度12.7%、こんな感じでした。
合格率推移をもっと詳しく見たい方は、以下の記事に過去10年間の行政処理合格率推移をまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
(準備中)
このように、合格率は必ずしも難易度と一致しているわけではないため、行政書士の合格率が他の法律系国家資格よりも低いからといって、あまり身構える必要はありません。試験の特徴を理解して正しく対策すれば、法律を学んだことがない方でも十分に合格を狙えるでしょう。
行政書士に合格するために必要な勉強時間は1,000時間!?
験合格に必要な勉強時間は、500~1,000時間といわれており、半年から1年ほどかけて試験対策をするのが一般的です。
1,000時間!?そんなに!?
ただし、500〜1,000時間はあくまで目安。必要な勉強時間は法律の予備知識の有無や勉強法により大きく変わってきます。
仮に、1,000時間の勉強時間を1年で確保しようとすると1日2.7時間勉強しなければなりません。
勉強時間は目安の数値ですが、できるだけ早めに試験対策を始めることをおすすめします。
行政書士試験に合格するために必要な点数
合格するためには、下記3つの基準をすべて満たさなければなりません。
1. 法令科目で計244点のうち122点以上の得点
2. 一般知識科目で計56点のうち24点以上の得点
3. 試験全体の計300点のうち180点以上の得点
ちなみに行政書士試験は年に1回、11月の第2日曜日に実施されていて、年齢・学歴・国籍を問わず誰でも受験できますよ〜
行政書士試験の効率が良い勉強法
100点満点を目指さない
行政書士試験の一般知識科目は、
- 政治・経済・社会
- 情報通信・個人情報保護
- 文章理解
これら3科目で、計56点のうち24点以上の得点が合格基準となっています。
試験範囲が広い割に、配点の少ないから難しいんですよね。
高得点を取ろうと思うと、どれだけ勉強したらいいのか全く予想つきません・・・
資格試験には必ず合格基準があります。文頭でも話した通り、56点満点中24点以上取れば一般科目合格となりますので、配点の低い一般科目に力を入れすぎずに、配点の高い法令科目の勉強時間をしっかり取るようにすると効率よく点数が取れますよ。
配点の高い法令科目は行政法と民法を重点的に
法令科目は「行政法」「民法」「憲法」「商法」「基礎法学」の5科目からなり、計244点のうち122点以上の得点で合格基準をクリアできます。
法令科目の勉強のポイントは、「行政法」と「民法」を重点的に勉強することです。
なぜなら、行政法の配点は112点、民法の配点は76点と非常に高いんです!行政法と民法の得点だけで法令科目中の77%、試験全体の63%を占めているからです。
その他、「憲法」「商法」「基礎法学」は、基本的な問題を取りこぼさないことを意識し、行政法と民法を重点的に勉強して行きましょう!
5〜10 年分の過去問を繰り返し解く
試験に合格するためには、過去問を活用した学習が有効です。
資格の勉強には過去問の繰り返しが大事って聞くけど、行政書士も同じなんですね!
過去問での学習は、試験の傾向や出題形式を知れたり、知識の定着具合を確認して足りない知識を洗い出せる、といったメリットがありますので有効なんですよ。
行政書士試験の傾向を知り、知識を確実に定着させるためにも、5~10年分の過去問を繰り返し解いておくとより良いでしょう!ぜひ学んでみてください。
1度は必ず模試を受ける
模試は本番に向けた”練習の場”として行政書士試験に慣れるという意味での練習の場として、必ず1度は受けておいたほうが良いです。
試験の時間配分を学んだり、現時点での自分の実力を測る意味でも模試はやっておきましょう!
もちろん過去問を本番と同じ時間を測って解いていくということも間違いじゃありませんが、やはり本番さながらの緊張感の中で試験をしておく経験は重要です。
行政書士の模擬試験は、各資格スクールで実施されていますので、実施されている模擬試験の日程を確認し、ぜひチャレンジしてみましょう。
社会人は行政書士試験の勉強時間確保が課題
社会人は、行政書士試験の勉強時間確保が課題です。
試験勉強の方法として、「独学」「通信講座」「資格学校」の3つがありますが、「勉強時間の確保」と「学びやすさ」の2つから見ていくと、圧倒的に「通信講座」がおすすめ!
通信講座は、場所や時間を選ばず、自分の好きなタイミングで効率良い勉強ができます。特に秀でているのが”スキマ時間の有効活用”ができるという点です。1人あたりの1日の平均スキマ時間は一般的に1時間強と言われています。
毎日1時間を無駄にしちゃってるのは勿体無いよね!
通信講座と資格学校のメリット・デメリットについては、下記の記事内に表でまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
行政書士はものすごく難易度が高い国家資格ですが、自分なりの学び方を見つけ、合格へ一歩ずつ近づいて行きましょう!
行政書士資格におすすめの通信講座を2つご紹介
今回ご紹介するおすすめの通信講座は2つです。
- 短期合格を狙いたい人向け
- しっかり時間をかけて合格を狙いたい人向け
この2ジャンルに分けてご紹介して行きますので、ぜひ参考にしてみてください。
行政書士最短合格を狙うならこちらの通信講座がおすすめ
資格スクエアの行政書士講座です。
資格スクエアの行政書士講座の特徴は、実績と実務を兼ね備えている講師「森講師」の存在がすごく大きいです。
森講師の実績
- 合格率2.89%の行政書士試験(平成15年度)に学習期間3ヵ月で1発合格させた実績を持つ!
- 行政書士として行政書士事務所の代表を務める
- 大学受験指導塾での講師経験
- 大手行政書士受験指導校で指導経験
- 20年の講師経験
これら実績の中で磨き上げた、"固い"法律を、具体例を交えて"やわらかく"説明する劇場型の講義スタイルで、毎年多くの合格者を輩出しているのが、この森講師です。
森講師は「難しい論点がみるみるわかるようになる」「目からうろこ」「森Tで良かった」と絶賛されている短期合格のスペシャリストなんですよね!!
森講師が講義している行政書士講座の無料動画を載せておきますので、ぜひ体験してみてください。
声もハキハキしていて聞き取りやすくて、すごくわかりやすい講義でした!!!これなら続けられそうかも。
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圧倒的合格率を誇る行政書士の通信講座の紹介
次にご紹介するのは、通信講座の中でもずば抜けて圧倒的な合格率を誇る”フォーサイトの行政書士講座”です。
フォーサイトの行政書士講座は合格率が圧倒的なんです!
行政書士の合格率と全国平均合格率ですが、
- 全国平均:11.18%
- フォーサイト:38.0%
全国平均の3倍以上も合格率が高いんですか!?
2021年は200人もの合格者を出しているので、合格実績を基にした効率の良い勉強ができるのが特徴なんです。
\圧倒的合格率を誇る/
フォーサイト行政書士講座
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