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【電験】電気主任技術者の難易度と合格率とは|電験三種・二種・一種を徹底調査

【電験】電気主任技術者の難易度と合格率とは|電験三種・二種・一種を徹底調査

電気に携わる仕事をしている方には、憧れの国家資格があります。これを持っているだけで企業から重宝される人材となる国家資格。

それが「電気主任技術者」です。

  • 電気工事士
  • 電気工事施工管理技士

これらも電気に携わっている方なら誰でも知っている資格ですが、電気主任技術者はそれら国家資格の中でも難易度が群を抜いています。

本記事では、

  • 電気主任技術者の難易度
  • 電気主任技術者の合格率
  • 各種電気主任技術者はどんな資格なのか?

これら3つを徹底調査しております。

  • 電気主任技術者に興味がある
  • 電気業界に転職したいが有利な資格を探している
  • 電気が趣味だ!

こんな方はぜひ本記事を最後までお読みください。

目次

【電験】電気主任技術者の難易度と合格率

【電験】電気主任技術者の難易度と合格率とは|電験三種・二種・一種を徹底調査

  • 第三種電気主任技術者(電験三種)
  • 第二種電気主任技術者(電験二種)
  • 第一種電気主任技術者(電験一種)

各種別の難易度と合格率を徹底調査しておりますのでご覧ください。

【電験三種】第三種電気主任技術者の難易度と合格率

電験三種と言われている「第三種電気主任技術者」の難易度と合格率(3ヶ年分)については以下の通りとなります。

電験三種の難易度

司法書士 (4%)、社会保険労務士 (7%)と言われている中で、第三種電気主任技術者の合格率は9%〜となっております。

電験の中でも一番難易度が低い電験三種は、一般的に見てもかなり難易度が高いとされているんですよ!

電験三種の合格率

電験三種の合格率

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年度 37,765人 4,357人 11.5%
令和2年度 39,010人 3,836人 9.83%
令和元年度 41,543人 3,879人 9.33%

【電験二種】第二種電気主任技術者の難易度と合格率

電験二種と言われている「第二種電気主任技術者」の難易度と合格率(3ヶ年分)については以下の通りとなります。

電験二種の難易度

第二種電気主任技術者の合格率は23%〜となっています。第三種電気主任技術者の合格率と比べて高い合格率を誇っております。しかしながらその理由は、受験者の多くが「第三種を持っている方」のため。第三種を持っていても合格率が23%〜となっていることを考えると超難関と言ってもいい資格です。

電験二種を持っている方に今まで出会ったことがありません。ものすごく難関資格ですよね!

電験二種の合格率

一次試験合格率

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年度 5,979人 1,539人 25.7%
令和2年度 6,235人 1,695人 27.1%
令和元年度 6,915人 1,633人 23.6%

二次試験合格率

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年度 2,407人 413人 17.1%
令和2年度 2,512人 701人 27.9%
令和元年度 2,513人 574人 22.8%
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【電験一種】第一種電気主任技術者の難易度と合格率

電験一種と言われている「第一種電気主任技術者」の難易度と合格率(3ヶ年分)については以下の通りとなります。

電験一種の難易度

第一種電気主任技術者の難易度は、言わずもがな・・・超超超難関です!この資格に関しては何もいう必要がありません。

この資格を持っていれば就職・転職に困らないですよ

そのくらいすごい資格というのが電験一種と言われている「第一種電気主任技術者」です。

電験一種の合格率

一次試験合格率

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年度 1,225人 379人 30.9%
令和2年度 1,508人 759人 50.3%
令和元年度 1,566人 379人 24.2%

二次試験合格率

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年度 899人 72人 8.00%
令和2年度 933人 134人 14.3%
令和元年度 598人 103人 17.2%

※一般財団法人電気技術者試験センター

 

【電験】電気主任技術者とは

【電験】電気主任技術者の難易度と合格率とは|電験三種・二種・一種を徹底調査

電気保安の観点から、事業用電気工作物の設置者(所有者)には、電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるため、電気主任技術者を選任しなくてはならないことが、電気事業法で、義務付けられています。

  • 第三種電気主任技術者(電験三種)
  • 第二種電気主任技術者(電験二種)
  • 第一種電気主任技術者(電験一種)

各種電気主任技術者では、電気工作物の電圧等によって次のように必要な資格が定められています。この項では各種電気主任技術者が対応できる範囲を詳しくまとめておりますのでご覧ください。

【電験三種】第三種電気主任技術者とは

電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力 5千キロワット以上の発電所を除く。)の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。

【電験二種】第二種電気主任技術者とは

電圧17万ボルト未満の事業用電気工作物の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。

【電験一種】第一種電気主任技術者とは

すべての事業用電気工作物の工事、維持及び運用の保安の監督を行うことができます。

【電験】電気主任技術者の難易度と合格率とは|電験一種・二種・三種を徹底調査〜まとめ

【電験】電気主任技術者の難易度と合格率とは|電験三種・二種・一種を徹底調査

  • 第三種電気主任技術者
  • 第二種電気主任技術者
  • 第一種電気主任技術者

この3つの資格取得難易度や合格率、そして各種電気主任技術者でできることをまとめた記事でしたが、いかがでしたか?

色々と情報をお伝えいたしましたが、簡単にまとめると、

電験を持っていると第何種であっても「すごい人認定」されちゃうってことです!!
電験持ってれば就職だけじゃなく、転職も余裕なんですよね

ちなみに電気主任技術者を独学で取得できるの?という声を聞くのですが、私は無理だと思います。通信講座もしくは学校に通っても取れない資格、それが電気主任技術者です!

 

 

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