この資格を取得していれば、就職や転職で有利になる資格として認知されているのが通称:宅建と呼ばれている宅地建物取引士という国家資格です・
しかしながら、合格率もかなり低いので独学での取得はかなり厳しいとも言われている宅建士です。
さて、本記事では、そんな宅建士の
- 難易度
- 合格率
- 宅建士とはどんな資格なのか?
これら3つを徹底調査しております。
- 宅建士に興味がある
- 転職したいが有利な資格を探している
こんな方はぜひ本記事を最後までお読みください。
宅建士の難易度と合格率
各種別の難易度と合格率を徹底調査しておりますのでご覧ください。
宅建士の難易度
過去10年間の推移を見てみると、約15%前後となっているので、合格率はかなり低い国家資格の部類に入ります。
通信講座や専門学校に通っても合格が難しい、ましてや独学での合格などはほぼ不可能に近い国家資格、それが宅建士です。
宅建士の合格率(過去5年間の合格率)
宅建士の過去5年間の合格率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和3年度 | 209,749人 | 37,579人 | 17.9% |
令和2年度 | 204,250人 | 34,338人 | 16.8% |
令和元年度 | 220,797人 | 37,481人 | 17.0% |
平成30年度 | 213,993人 | 33,360人 | 15.6% |
平成29年度 | 209,354人 | 32,644人 | 15.6% |
宅建士とは
宅地建物取引士「通称:宅建士」とは、不動産取引における専門家を指す国家資格です。
土地や建物の売買をしたことがある方は経験されているかと思いますが、打ち合わせの中で宅建士の資格を持っている方が途中参加する場面がありますよね?それは、宅建士じゃないとできない仕事があるからなんです。
重要事項の説明とは
- 不動産を取得しようとする人
- 借りようとする人
これらの方に、「物件の所有者」「部屋や土地の広さ」「登記のこと」「契約の際の取り決め」など、物件や取引条件に関する情報を、契約する「前」に説明しなければなりません。
これが「重要事項の説明」です。
不動産取引においてトラブルが発生することを防ぐために、必ず宅建士が説明することとなっています。
重要事項説明書面への記名押印
重要事項の説明の内容はきわめて広範囲にわたるため、口頭の説明のみで理解してもらうのは難しいです。そこで、書面を作成します。
この書面には、「記載の内容に責任を持つ」という意味で、宅地建物取引士が名前を書いて押印します。この記名と押印をもって、重要事項を説明したという事実の証明になるんです。
不動産取引における重要書類に記名と押印ができるのも、宅建士のみに許された仕事です。
契約内容を記した書面への記名押印
不動産取引が成立した際の契約書は、不動産取引をしたことの証明となりますが、この契約書への記名と押印については、宅建士のみができる仕事となっています。
契約書の中身をしっかり把握・確認し、不動産取引を円滑に問題なく行うためには宅建士の対応が必要不可欠となってきます。
これ以外にも宅建士についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事にまとめておりますので、ぜひチェックしていってください。
宅建士とは(準備中)
宅建士の難易度と合格率まとめ|転職や就職に有利になる理由とは?
宅建士の資格取得難易度や合格率、そして宅建士でできることをまとめた記事でしたが、いかがでしたか?
色々と情報をお伝えいたしましたが、簡単にまとめると、
ちなみに宅建士を独学で取得できるの?という声を聞くのですが、私はかなり難しいと思います。通信講座もしくは学校に通っても取得が困難な資格。それが宅地建物取引士、通称:宅建士です!