マスターズ開催場所のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのコースマップをご紹介します。オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは各ホールごとに名称がございますので、ホール詳細欄には各ホールの名称も記載しております。
ちなみにこの名称の名付け方としては、コースを賑わす樹木や花などの名前がつけられているようですので、そういったところも見ながらコースマップを楽しんでいってください。また、オーガスタでよく耳にする「アーメンコーナー」についても書いておりますので、ぜひご覧ください。
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マスターズ|オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのコースマップ
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのOUTコース
HOLES | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
YARDS | 445 | 575 | 350 | 240 | 495 | 180 | 450 | 570 | 460 |
PAR | 4 | 5 | 4 | 3 | 4 | 3 | 4 | 5 | 4 |
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのINコース
HOLES | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
YARDS | 495 | 505 | 155 | 510 | 440 | 530 | 170 | 440 | 465 |
PAR | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 5 | 3 | 4 | 4 |
マスターズ|オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ各ホールの詳細レイアウト
1番ホール「Tea Olive」
445ヤードのパー4で、ややドッグレッグの右肩上がりのコースです。1951年に正面と左側のグリーンサイドバンカーが追加されました。
2番ホール「Pink Dogwood」
575ヤードのパー5、左ドッグレッグのコースです。グリーン周りのガードバンカーは深いので注意が必要。当初ガードバンカーは右側しか設定されておりませんでしたが、1946年に左側のバンカーが追加されました。
3番ホール「Flowering Peacn」
350ヤードのパー4となっており、コース左側の4つのフェアウェイバンカーとグリーン左サイドのガードバンカーにも注意が必要です。グリーンは左右に傾斜しており非常に難しい仕様となっております。
4番ホール「Flowering Crab Apple」
240ヤードと、非常に長いパー3となっております。距離があり、なおかつ左右のグリーンバンカーに守られております。風の影響も強く、かなり難しいホールです。
5番ホール「Magnolia」
左ドッグレッグとなっており、打ち上げのホール。 コース真ん中のフェアウェイバンカーは深いので注意が必要。フェアウェイバンカーを2つとも超えるには315ヤードもの飛距離を必要とするので、超えるのは困難となっています。
6番ホール「Juniper」
180ヤードのパー3となっており、大きな起伏のあるグリーンが特徴のホールです。
7番ホール「Pampas」
450ヤードのパー4で左右が狭いホールとなっており、セカンドショットのショート・ミドルアイアンの高度なテクニックが必要となっております。グリーンの前後にある3つのガードバンカーに注意が必要。
8番ホール「Jasmine」
570ヤードのパー5、打ち上げのホールですが、右側のフェアウェイバンカーを避けるために正確なドライバーショットが求められます。長くて狭いグリーン周りにはバンカーはありませんが、バンカーレスですが、放題グリーンとなっており周囲を塚で守られております。
9番ホール「Carolina Cherry」
460ヤードのパー4。グリーン左サイドに2つのガードバンカーがありますので、これらを避けるため1打目はフェアウェイ右サイドを狙うのが有効。
10番ホール「Camellia」
495ヤードと距離のあるパー4。当初この10番グリーンは巨大なフェアウェイバンカーの右側に配置されておりましたが、 1937年にホールが改正されて、フェアウェイバンカー奥へグリーンが移動となり、より難しいホールとなりました。
11番ホール「White Dogwood」
このホールからアーメンコーナーが始まります。 グリーンは左サイドの池と右奥のバンカーに守られており、攻略には高度なショットが要求されます。
12番ホール「Golden Bell」
世界で最も有名なゴルフホールの1つ、オーガスタナショナルのパー3です。 風によっては、6番アイアンから9番アイアンまでのクラブ選択が必要となってくる非常に難しいホールとなっております。グリーン周りの3つのガードバンカーが厄介な存在はとなっています。そして、グリーンオンしたゴルファーはベンホーガン橋を渡ってグリーンへ向かいます。
この12番ホールの気まぐれな風、狭いグリーン、池によって、マスターズタイトルを逃したプレーヤーが多く存在します。
13番ホール「Azalea」
510ヤードのパー5。左ドッグレッグのホールとなっており、フェアウェイの中央に正確なティーショットを打つことで2打目にグリーンを狙うことができます。
14番ホール「Chinese Fir」
この14番はバンカーレスの440ヤード、パー4となっております。かつて2打目エリア付近にはフェアウェイバンカーが設置されていたようですが、1952年のマスターズの後に取り除かれ、この14番ホールはバンカーレスのホールへと変わりました。
15番ホール「Firethorn」
16番ホール「Redbud」
このホールは、3つのバンカーに囲まれたグリーンと、グリーンまでのフェアウェイが全て池となっている、かなりプレッシャーがかかるホールです。 パッティング面が右から左にかなりピッチが高いので、バーディーチャンスを得るためには精度の高いティーショットが求められます。
17番ホール「Nandina」
以前はバンカーに守られていないグリーンとなっておりましたが、現在はフロントバンカーが設置されております。
18番ホール「Holly」
ゴルフで最も有名なフィニッシングホールのひとつが、このオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの18番ホール。この上り坂の右ドッグレッグはフェアウェイの左サイドにある2つのバンカーで守られております。グリーン周りは観客の視線を改善するために輪郭が描かれています。
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのアーメンコーナーとは?
11番ホールから13番ホールまでの3ホールが、オーガスタのINコースの攻略の鍵となってきます。そして、この3ホールを攻略するのに必要なものが「神への祈り」だと考えたのが、アメリカのゴルフライター「ハーブ・ウォレン・ウィンド」。彼がアーメンコーナーと名付けたようです。