ミズノMPシリーズアイアンについて特集です。2017年からMPシリーズは MizunoProへ名称変更されており、現在は生産終了となってしまいましたが、非常に素晴らしいアイアンでした。
そこで今回は、ミズノMPシリーズのアイアンを特集してみようと思い、この記事を執筆しております。実際に私も使ったことがあるMPシリーズですが、私の実体験を元に色々とお話ししておりますので、ミズノに興味を持っていただいておれば是非チェックして見てください。
ミズノMPシリーズを私が手にした時はゴルフ歴わずか2年足らず
私はゴルフスクールに入った最初のころはプロギアのいつだかわからないくらい昔のマッスルバックで半年ほど練習しておりました。その後ツアーステージのX-BLADEアイアン(シャフトはNS950S)を使用しておりました。そこから約1年半はツアーステージX-BLADEを使用しておりましたが、そこで意を決してミズノMP-62の中古を購入しました。
当時のゴルフスクールコーチに、「ミズノは難しいけどアイアンが上達する」と言われたのを機に購入してみようと思いました。なぜMP-62にしたかという理由は特にありませんが、MP-62以前のMPシリーズになると非常に難しくなるからという事を聞いたのでMP-62以降のアイアンを検討して、あとはデザインで決めました。
MP-62を手にして感じたこと
とにかく難しいです。芯に当たらなければ平気で20y~30y程度の飛距離ダウンしてしまうので、ゴルフ場で池越えのホールがあるところでは、厳しかったのを覚えています。もっと簡単なアイアンにすれば楽に打てたのかなと思うときも正直ありましたが、おそらくあの時期があったから今の私があるんだと確信しております。
MPシリーズの良いところ
ずばり、その日のスイングの調子がすぐに分かることです。先ほども言いましたが、MPシリーズは芯に当たらなければ飛距離ダウンしますし、その他に以下のようなことが起こります。
- 打感が悪い
- ヘッドの振動が手に伝わって手が痺れる
- 打球音が悪い
これが即座に分かりますので、その日の調子が一発で分かります。もちろんスイングがおかしいと気づくので若干修正しながら元に戻すことも可能になります。これが私のコーチが言っていた「ミズノは難しいけどアイアンが上達する」という事なんだと後々気づくことになりました。
MPシリーズの悪いところ
悪いところは上記でもいいましたが、以下となります。
- ミスすると大幅に飛距離ダウンする
- ミスの許容範囲が狭い(芯が狭い)
これがMPシリーズの悪いところです。多少の飛距離ダウンは構いませんが、ミズノMPシリーズは「大幅に飛距離がダウン」します。大幅に飛距離がダウンするという事は、コースマネジメントとして、どのようなリスク管理をしなければならないのか?
『攻めたいところで攻められない』
例えば、『グリーンまで残り150yだが、直前に池がある』
このシチュエーションの時、150yなら通常7番アイアンを選択するところを8番アイアンを選択する、もしくは池の手前にレイアップしてからアプローチで池越えを狙う。という選択をする可能性が非常に高いです。もちろん使いこなせればこんなことしなくていいですが、序盤はこういった選択も必要となります。
歴代のミズノMPシリーズ
発売年 | MPシリーズ名 |
2001 | MP-33 |
2002 | MP-30 |
2003 | MP-37 |
2004 | MP-27 |
MP-32 | |
2006 | MP-60 |
MP-67 | |
2007 | MP-57 |
2008 | MP-62 |
2009 | MP-68 |
2010 | MP-63 |
MP-53 | |
2011 | MP-59 |
MP-69 | |
2012 | MP-64 |
MP-H4 | |
2013 | MP-4 |
MP-54 | |
2014 | MP-15 |
MP-H5 | |
2015 | MP-5 |
MP-55 | |
2016 | MP-66 |
【歴代MPシリーズの写真】